松浦史料博物館

松浦史料博物館による動画紹介

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殿様の茶室でお茶をたしなむ閑雲亭

1893年、松浦家第37代詮(心月)が建築したものです。茶祖千利休の創意に基づく純然たる草庵茶室で農村庶民の質素な居住様式を取り入れ、ほとんど自然の材料を以って構築されています。

現在の閑雲亭は1987年の台風で倒壊したものを、一年の歳月をかけ再建されたものです。
閑雲亭では、茶道鎮信流で点てられたお茶と復元菓子の烏羽玉(うばたま)もしくはカスドースが楽しめます。
ところで、茶道鎮信流は松浦家第29代天祥鎮信によりおこされました。
鎮信はその著作「茶湯由来記」に「文武は武家の二道にして、茶道は文武両道の内の風流なり、
さるによって柔弱を嫌い、強く美しきをよしとす」と書いています。
江戸時代は主として武門の間におこなわれ、いわゆる武家茶として継承されました。
37代詮(心月)は明治維新後、日本茶道の復興にもつとめ、
学習院で皇族の女子に茶事を指導するなどしています。平戸藩主松浦家第35代熈(ひろむ)は、
百種類の菓子作りを平戸城下の名店、蔦屋と境屋に命じ、天保12年(1841)より六年の歳月を重ね
ようやく百菓を完成させました。この百菓を極彩色で描き、
菓名と製法を記したものが『百菓之図元本』です。烏羽玉は『百菓之図元本』より再現したお菓子です。